満員電車~出逢い~

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満員電車であたしは泣きかけていた。 (誰か助けて…) ブラウスの中に手を入れておじさんが笑ってる。 痴漢だ。 「イッ!」 !? ブラウスから手が消えた? すると紺色のブレザーが伸びてきて素早くブラウスのボタンを閉めた。 「大丈夫?○×高校でしょ?」 !? あぁ、助けてくれたんだ。 「コクッ」 「そう。よろしくね…学校一緒だね。」 彼はそう言って微笑んだ。 そのあと電車をおりて落ち着いたあたしは助けてくれて彼にお礼を言った。 いいえ。彼は微笑んだ
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