第1話~1億1997万人の中の1人になって、生き続けても~

2/10
前へ
/250ページ
次へ
真上に広がる青空。 柔らかに照らす、太陽の光。 吹き抜ける風。 下を見下ろすと、 土曜日の朝だというのに、道は人で溢れかえっている。 サラリーマンの足音。 車の排気ガス。 どこからともなく聞こえてくる騒音。 みんな… みんな…… 「バカみたいだ…。」
/250ページ

最初のコメントを投稿しよう!

162人が本棚に入れています
本棚に追加