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「おはよう、三咲くん♪」
駿は笑って、オレの名前―三咲 裕一(ミサキ ユウイチ)を呼んだ。
おはよう…って
今日、土曜日で授業ないくせに、まだ6時半。
…なんでいるの?
「この屋上いいよね♪…のんびりしてて。」
うん。
オレ、今からここで死ぬつもりなんですけど…。
「こんなキレイな場所で、どうして死のうとするの?
いじめられてるとか?
あっ、それとも友達いない…とか?」
なんだ、コイツ。
どうしてこれから自殺しようとしてる人に、フツーのトーンで話せるんだ?
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