【27】闇黒の悪魔

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ライオネルの明けたシールドの穴から、無数のミサイルが内部へと撃ち込まれ、シールドが消えた。 「ば、バカな⁉️ミゲル、反撃しろ」 「ハッ❗️」 要塞に設置された兵器で反撃するHEAVEN。 人間同士の兵器による戦闘が始まった。 総攻撃をかける艦隊。 「中央の建物に集中してミサイルを…」 「バーン、待って❗️あそこには、ヴェロニカがいる❗️」 ラブがその指令を止める。 「T2、あの中へ突っ込んで!」 「了解、少々揺れるぜ❗️」 対空砲を神業でかわし、T2がMF-9の機体を要塞の中央部へ進める。 「ピンポーン!乗客の皆様、頭を抱えて、衝撃に備えてくださ~い。いくぜ❗️」 「ズガガガガーンッ💥❗️」 比較的平坦な場所を選んではいたが、機体は何度か跳ね、バラバラになりながらも何とか止まった。 「ってて。ラブ、大丈夫か?」 「T2、これ開けて!行くわよ❗️」 「はいはい。たまにはまともな着陸シーンも作ってほしいぜ。ちゃんとできないと思われちまう。フンッ❗️」 「バンッ!」 T2が、そのパワーでハッチを吹き飛ばした。 「ヒューンッ!」 「ヤバッ💦」 二人が飛び降りた瞬間、砲弾が機体を爆撃した。 「まったく、えらい歓迎ようだぜ。ゲッ⁉️」 中心にあるピラミッド型の建物へ向かう道に、数百人の兵士が待ち構えていた。 「懐かしいな、ラブ。かつてはこうして一緒に戦ったもんだ」 「T2、今日ばかりは、遠慮はいらない。GO❗️」 真正面から、高速で走り込んで行く2人。
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