【0】E.P.・ZERO

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「ベル、罠にステルスミサイルは使わないはず。この地球(ほし)の技術では、あのミサイルの弾道は分析できないから。HEAVENも油断しているはず。今このチャンスを逃すわけにはいかない」 そう言ったラブが、共に戦う仲間たちを見渡し、唇を噛み締める。 (みんな、死なないで・・・) 「ラブ、大統領がNASA(ナサ)のアリゾナ基地へ指示し、極秘衛星でそこを監視している。くれぐれも気をつけてくれ。」 沈痛な面持ちで、ベルが告げる。 「了解。バーンもやるじゃない」 ラブはこれまでにも、世界的な危機を未然に防いでおり、バーン大統領とは、信頼し合った仲である。 「アイ、T2(ティーツー)TERRA(テラ)の監視衛星は、熱源探知モードに切り替えて、目を離さないで」 東京にある”基地”へ指示を出すラブ。 「OK!今の所はな~んも異常はないぜ」 ティークと同じく、ラブを支える戦士、T2が応える。 (よし、いくよ) ラブが合図を出し、部隊は前進を開始した・・・。
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