第一章 それはある日突然に

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俺は 上段に構える 敵は自然体で片手に持っている 破り「おらぁ!!」 敵が突っ込んでくる また目潰しだ くるん 破り「何!!」 バク宙でかわした さすがに敵も驚いていた 七恵「なあ」 破り「なんだ」 七恵「目潰しなんか使うて事はこれは 喧嘩でいいんだな?」 破り「ふん・・・勝てばいいんだよ!」 再び突っ込んでくる 七恵「ふふふ・・・わかった」 唯(あー あの道場破り死んだなー) 唯はさっきの一連のやり取りを見ていた 七恵「はあっ!」 敵が切りかかる が恭介は紙一重でかわしていく ヒュン ビシッ 破り「なっ!」 恭介の振った竹刀が足に当たる 敵はかなり驚いていた 唯(当然よね) 唯(敵も剣道の知識があるなら足は狙ってこないと考えるはずだし) 恭介は唯と組み手をする事もあり(薙刀は足も攻撃範囲)足を攻撃する事も慣れている 敵が痛みで膝をついたそこへ 七恵「ほいっと」 ゲシッ 破り「グアッ!!」 唯(シャイニング・ウィザード・・・・・) シャイニング・ウィザードとは 敵の膝にのりそのまま 顔に膝をいれるプロレス技である 唯(・・・なんでもありね) そしてさらに恭介は膝の上から 飛んで前宙し・・・回った勢いを利用して 七恵「面!!」 破り「かはぁ!!」 見事な面を決めた 敵はたまらずその場に倒れた
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