第一章 それはある日突然に

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やっと学校に着く 七恵「ふぅ、ぎりぎり遅刻じゃなかったな」 唯「もう、あんたのせいでしょ!!!」 七恵「わりぃ」 ???「ふふふ・・朝から一緒に登校なんて仲がいいわね~」 唯「!!な、なっちゃん何言ってるのよ」 棗「あら~本当のこと言っただけよ~」 七恵「喧嘩しまくってるぜ俺ら」 棗「喧嘩する程仲がいい~って言うでしょ~」 七恵「なるほど」 唯「納得するな!馬鹿七恵!」 げしっ 七恵「痛!!」 棗「あらあら 素直じゃなきゃ駄目よ」 この 俺達をからかってる少女は 棗 優香 俺達と 同じクラスで 成績優秀 容姿端麗 おまけに 世界で五本の指に入る大財閥 棗グループの社長令嬢 ときたもんだから 男子からの人気は半端ない もっとも 俺からすれば 令嬢とか 固そうな割に ノリがよい いい話し相手でしか ないのだが 棗「でも まあ 唯ちゃんが七ちゃんの事嫌いなら・・」 棗「私が貰っちゃおかな~」 そういうと いきなり 後ろから抱き着いてきた 七恵「うわっ」 唯「な、ななな なっちゃん!!!」 棗「ふふふ」 唯もいきなり飛び付いてきた 唯「ちょっと離れてよなっちゃん」 棗「いいじゃない ちょっとくらい 」 唯「ダメーー!!」 七恵「二人とも・・・暑いんだけど」 二人は俺を無視して いいあっている まあ 別にそれはいいんだが なんか クラス中の男子から 鬼のような視線を感じる・・・・ はぁ・・・夜道に気をつけたほうがいいかなぁ
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