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零
「………ここか」
零は盗賊を殺した後念のためにと消却処分(食べた)した後少し歩き人間都市“テリア”に到着した
零
「栄えているな……この町は」
……楽しみだここが灼熱の業火に焼かれ人間どもが泣き喚き、苦しみながら死んでいくのが……ククク
零
「まずは……宿屋を探して一泊休もう」
因みにお金は盗賊から奪った
しばらく歩くと金髪のツインテールをした少女が二人の男にナンパされている所を目撃した
少女
「辞めてください!」
男1
「ゲヘヘへ…俺はお前みたい女は好きだぜ」
男2
「そうだぜ……俺達と気持ちいいことをしようぜ……ゲヘヘへ」
零
「…………」
零は辺りを見渡すが誰一人助けようとせずただ通りすぎているだけだった
零
「…………」
まあ……この反応が普通だろ誰だってこんなことにまきぞわれたくないからな……さてどうするか…うん?
零の目の先にはツインテールの少女の友達だろう紅い髪をした少女が男1を近付いていった
少女
「アリサから離れなさい!」
男1
「あっ?」
零
「(ほぉ~~中々の魔力だな)」
どうやら金髪の少女の名前はアリサと言うらしい
少女
「ユーリちゃん!」
紅い髪をした少女は男1と男2を睨め付けた
男1
「ユーリ?……ちっ!…テメェ“炎髪の修羅姫”ユーリ・プラゼントか!?」
ユーリ
「それがどうした?
さあ私の友達を返して貰おう……今ならなにもしない」
男2
「ちっ……兄貴どうします?」
男1
「ふっ……何、こうしたらいいことだ……!」
男1は腰から素早くナイフを引き抜くとアリサの首に突きつけた
ユーリ
「!」
ユーリ
「くっ……ゲスが!」
男1「おっと……炎髪の修羅姫それ以上近付いたらお友達が傷つくぜ」
男2
「ククク……流石兄貴!」
零
「(もう見てられんな……)おい…」
男1
「ああぁん!?」
零
「その子が嫌がっている……だからその腐った手を離せゴミ虫」
男2
「誰がゴミ虫だ!」
零
「お前達だ耳まで腐っているのか?ゴミ虫」
男1
「テメェ……言わしておけば…………」
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