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その少年の目が紅く不気味に輝くと少年の足下に影の用な“何か”が広がったその“何か”はガイアドラゴンに近付いていった……
ドラゴン
「~~~~~~~~~!?」
口を塞がれ逃げることも反撃することも許されなくなった無様なガイアドラゴン……
???
「さあ………お前の力……頂くぞ」
その言葉と同時に“何か”の影はパックリと開きそこには綺麗に並べられた歯があった
ドラゴン
「~~~~~~~~~~~~~~~!?」
断末魔の様な叫び………その“何か”の影はその断末魔を嘲笑うように歯と言うなの牙を向けドラゴンを削り喰い始めた。
骨や筋肉、血、内蔵、脳など削りながら何も無くさず正に息を引き取る間際の苦しみ…………断末魔を叫びながら絶命していった…………ガイアドラゴンが最後に見たのは狂気の笑顔を作り此方を見る…………鮮血の殺戮者『夜天 零』だった。
………………チャンチャン
ある森の中、小鳥の囀ずりが森の中に広がる……その一角で木にもたれ静かに眠る零がいた
零
「…………ん」
温かい日光と優しい風が零の頬を撫で小さく寝返った後……零は目を覚ました
零
「ふぅ…………行くか」
溜め息を付き昨日訪れた町“テリア”に向け歩き出した
~テリア~
零
「…………」
ガヤガヤ……
まだ太陽は出たばかり言うのにテリアの市場は賑やかだった
零
「…………!?」
その中を歩いていた零は突如背中に寒気を感じ自分の武器の一つ双剣“天終”に手をかけた
零
「…………」
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