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「…あっラッキー!窓側の席だ♪」
美鈴は自分の責につく。
「ここの席最高だ!三階だから景色も良いし。」
…ん?
「………。」
何か隣から視線を感じるような…。
「……。」
何事もなかったかのように横を振り返ると、隣の男の子と目があった。
うわー…。可愛い顔した男の子だな…。髪の毛サラサラしてそう…。
「あっ、あの。」
隣の男の子が美鈴に話しかけてきた。
「ん?何ですか?」
美鈴がつかさず言葉を返す。
「美鈴…ちゃんだよね?」
「…え?何であたしの名前知ってるの!?」
「…僕のこと覚えてない?」
「ちょっと待って!今思い出して見るから。」
懸命に思い出そうと目を瞑る。
「あはは。相変わらず面白いなぁー。」
隣で何か言っていることも気にせず懸命に思いだす。
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