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これから始まるのは、そんな僕が、今度は間違いなく主役の物語なのだけど、これを読んでいる君の心に何かを残そうなんて気は、僕には無いよ。
残せるだなんて思ってないし。
いや、何か残ってくれればそれは嬉しい事だけどね。
ともかく、これは僕による僕のために書かれた物語。
いつかこの物語がきっかけで、僕が再びどこかへ歩けるようになれば、と、そんな願いを持ってこの物語を始めるよ。
それでは準備は良いかい?
2011.1.2
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