第一章 出会い

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そこにいたのは 原沢だった 「なんでお前いんの?」 「えー友達と遊んでんの」 原沢の周りには 男子2人と女子3人がいた 原沢の隣の女の子が 柳沢のことなんて忘れるくらい可愛かった (原沢浮気してんのか…) 「あ、そうなんだ」 「合コン楽しそうだね ふはは」 原沢の笑い方が妙に鼻につく 「じゃあねーまた塾で」 原沢がエレベーターに入ってった 「今の誰?」 池山が聞いてくる 「塾の知り合い あんま仲良くないけど」 「ふーん」 池山は納得いかなそうな顔をしている 自分が組んだ合コンの邪魔をされたんだから当然か 「ごめんな色々と」 「いいよ全然」 「河内さまーどうぞ」 「おまっ 河内で書いたのか」 池山が面白そうに笑ってる そんな中で 俺はずっとあの原沢の隣にいた女の子が頭から消えずにいた
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