第二章 積もる「好き」

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高1の3月 「次は3月14日ホワイトデーにライブだからよろしくー」 小山が宣伝していた もちろん俺は行く あんなに全て忘れて楽しめるものなんてそうそうないから 「三村、森山一緒にいこ」 「いいよー」 そして14日 ライブハウスにつく前に ふられた同級生の加藤を俺らは見てしまった 何気なく歩いてた2人に 俺らは気づかなくて 「お、加藤じゃんラブラブですなー笑」 とかいってしまった 加藤は当然何もしゃべらない 「あ、えとじゃあ私友達待ってるから」 と彼女は行ってしまった 「実は俺、今別れたんだ」 「え… ごめん」 「いいよいいよ」 このあと うるさいなーもう諦めろ とか色々文句言いながらもなんだかんだ加藤の愚痴を聞く三村と森山 (やっぱりいいやつだな) そう思いながら ライブハウスに入っていった 対バンがどこかなんて全く気にせずに
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