序章

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高1の1月 「おいちょっとこれ見ろよ」 三村が携帯をつきつけてくる 「なになにー彼女自慢?笑」 どうせいつものノロケ ほんとに幸せそうだなあ え… やばい… 可愛い… イスに座って前を向いている 女の子の横顔があった 素直にめちゃめちゃ可愛いと思った まあそんなこと言えないから とりあえず探ってみる 「だれこれ?」 「えー彼女の友達」 「へー「なーにやってんの?」 「うげーはげ可愛いわだれこれ?」 「彼女の友達ー」 森山が言っても許される キャラの問題だなー とか思う余裕もなかった 完全に一目惚れした 人生で初めての一目惚れだった これが初めて知った瞬間 これが始まりだった
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