始まり

2/3
前へ
/153ページ
次へ
喫茶店の店主 真由美さん。 私の母の 友人って事もぁり 私を気使って 優しく仕事を 教えてくれた。 昔からある 喫茶店。 きっと真由美さんの 人柄で、 毎日来る常連さんが増え 愛情入りの コーヒーを 飲みに来るんだね。 小さな喫茶店に 毎日来る お客さん達。 私も 慣れてきて 常連さん達とも 仲良くなってきて、 コーヒーの 入れ方も 上手くなり 仕事が楽しかった。 家に帰ると 恵の笑顔… 少しずつ 成長する 恵… すごく 充実した毎日だった。 時折、 思い出したかのように 電話をしてくる 翔… そして 翔のお義母さん。 話しても 分かり合える事ゎなく。 恵に 何1つ 買ってくれたり した事ゎなぃ。 風の噂で、 翔が地元の 車のチームに入り 夜中に 走り回ってるって。 車にネオンゃ ブラックライトを つけて 誰が見ても 金かけてる 車だって… きっと お義母さんから 貸りたお金で 改造車にしてるんだろぅ。 貸えした事のなぃ お金で。 もぅ そんな事 どぅでもいぃ。 この 親子とゎ もぅ生活しなぃんだから。 離婚届と書かれた用紙。 書いて 翔に送る。 破られ 返される。 また書いて 送る。 電話の向こうで 翔の怒鳴り声と ビリビリって 紙を破る音。 何度も 同じ繰り返し。 離婚が 成立してないから 県から貰える お祝い金ゃ 市からの 児童手当金。 全部 翔のほうに 入っちゃうんだ。 恵の お金なのに 恵の為に 使いたいのに 恵に送られる事ゎ なかったね。
/153ページ

最初のコメントを投稿しよう!

22人が本棚に入れています
本棚に追加