1人が本棚に入れています
本棚に追加
/15ページ
ベタ夫は、焦っていた。遅刻しそうなのだ。
「あぁ~。もう遅刻だよ。」愚痴りながらもベタ夫は走っている足は止めない。
すると┣の形の道に着いた。
下からベタ夫
右から女の子
当然ながらベタ夫はこの瞬間を逃しはしなかった。
「―おっ。この展開は。」
そう、遅刻して大根くわえて‥‥‥大根でいいんだ、ま、いいや。曲がり角で女の子とぶつかる。そのぶつかった娘が、転校生。そしてめっちゃかわいいという流れが出来ていた。
ベタ夫は一回通り過ぎた、曲がり角を一回戻り、曲がり角に向かって走った。
「行ける!!」
曲がり角に差し掛かった。
バコンッ
彼は宙を待っていた。
最初のコメントを投稿しよう!