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「・・・・?どーした??優志君。」
葵先輩・・・・・・キレイだなぁ。
「あっ!!そーいえばっっ!!!」
今まで拗ねていた部長が急に大声を出した。
「なっなんですか部長!?びっくりするじゃないですか・・・・・・・ってやっぱりお菓子食べてたんですね・・・・・・。」
お菓子のカスが床に・・・・・・・・・掃除が大変だ。
「何?またおかしな事を言うんじゃないでしょうね?」
「何を思い出したのでしょう・・・・・?」
「なになにっ!?おもしろそーーっ!!」
「ムッフフフフ・・・・・・・・実はねー・・・・・」
「新入部員が来るのよ!!!ここに!!!」
「「「「は?」」」」
部長・・・ついに頭がいっちゃったのかなぁ・・・・?
「なっなによぉーその反応はぁ!!新入部員が来るのよ??この部に!とっても嬉しい事でしょ!?」
「本当だったらそりゃ嬉しいけど・・・・・ここの部活に新入生が来るなんてありえないじゃない。しかも私達だって、賀織に強引に連れてこられただけだし・・・・」
葵先輩達も強引に連れてこられたのか・・・・・・
・・・・僕もだけど。
「ついに頭が逝ってしまわれたのですか?部長さん。」
きつっ!!!白城先輩っ!いくらなんでもどストレート過ぎですよっっ!!
部長も部長だけど。
そんな話、誰も信じるわけ・・・・・・「新入部員かぁ~かわいいのかなー??」
・・・・ないよ。一人以外。
ん?待てよ。もし本当だとして、その新入部員が男だったら・・・・・
地獄から解放されるっっっ!!!!
「部長っ!!!その新入部員って・・・・・
「女の子だよ?」
ううぅぅうっ(((泣
「でも、やっぱり信じ難いですね~」
「・・・そーよね。本当なの?賀織。」
「ほっ本当だってばぁっっ!!!」
―ガラッ
フワッ・・・・・
一人の女の子が僕の横を通り過ぎた時、
髪の毛からシャンプーのいい香りがした。
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