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「美加子さん、本部長から言われてた彼を連れて来たんですが…」
そう言って巫女芝は綺麗な受付のお姉さんに話しかけた。
もしかして俺、有名人?
「彼って…このこ?ヤダ、凄い若いじゃない!!」
「どうも、神咲流って言います」
口説きてぇ。
「同級生ですからっ…そんな事より、本部長のところに行っても良いでしょうか?」
「えぇ、大丈夫よ。」
「分かりました、ありがとうございます。…ほら!!流!行くわよ!!」
あぁ、美加子さんが~…。
「ここよ」
立派な扉ですこと。でも、確かに扉が立派ってのもあるだろうが、中からの威圧感が学校の校長とは比べものにならないくらい凄い。
コンコン
「柳です」
「どうぞ」
声がイケメンだ。きっとリア充だな。
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