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ある晴れた日のこと。
俺は全力で走っていた。
そう、遅刻しそうなのである。
始業式早々遅刻寸前なのである。
うわ何か踏んづけた。
ぐにゃって…でも気にしない。
前方で走ってる男子…彼も遅刻寸前ボーイだろうか。
十字路に差し掛かる。
あ、女子にぶつかった。
「いったー…」「わ、わりぃ。大丈夫か?」「ど、どこ見てんのよっ!!」
なんだただのギャルゲーか。
スルーして走る。
あれ?俺主人公だよね?
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