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「ここは………いったいどこなんだ?」
頭蓋骨が無数に敷き詰められた空間に一人の少年が立っている。
「夢なのか………?だが、少なくとも俺の夢ではないようだ………」
後ろに振り返り、背後に居る「何か」に気がつく。
「こいつか、俺をよんだのは?ねむっている?いや、これは………月の一族による封印か?だとすれば、なみの怪物ではあるまいなが………」
少年の身体が白く輝く。
「これは………俺の身体に流れる月の血が、月の一族が警告している!?」
「何か」が起き上がり驚く少年。
「すでに目覚めていたか………」
雄叫びをあげる「何か」。
「キシャァァァァァァァァァァァァァァァァァ」
「なるほど、お前の復活には俺の血が、月の巫女(月下美人)の力が必要というわけか………だが、そうはいかん!お前は再び、永遠の眠りについてもらうぞ!!」
少年が銃を「何か」に向ける。
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