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失くしたものを取り戻すため
君の声が聞きたい
後ろへ進むことは出来ない
共に歩んできた
それはすでに思い出の中
あの頃を思い出しても
それに干渉は不可能
ならば
振り返ることの意味は
想いは断ち切るべきか
答えはでない
この切なさの行方
淡い光の中に
控えめな優しさ
そんな君が好きだった
その奏でる風の中には
優しさという概念が溢れていた
その色が少し混ざったおかげで
僕はいくらか強くなれたかな
本当に大切なことは
当事者にはわかりにくい
それがわかっていなかった
自分に対する罰なのだろうか
失って気付く
どれだけ好きだったのか
やり直しはきかない
これが人生
乗り越えて強くならなきゃ
悲しみは繰り返される
強くなる
もうこんな思いはしたくない
させたくない
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