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「じゃあ…もうそろそろ行くからね」
「まだ行かないでよお!謙ちゃんとお別れなんて嫌だあ!」
「大丈夫だよ、歌菜ちゃん。千葉と東京じゃそんなに遠くないんだからいつでも会えるからね」
「はあ…」
さっきからずっとこうだ…
美和は思わずため息をついた
謙太がもう行くと言うと、歌菜が泣いて謙太の行く手を阻む
このままじゃらちが明かないので、美和は歌菜に少し厳しめに言った
「歌菜!謙太も困ってるじゃない。近いんだからすぐに会えるって謙太も言ってるんだから。」
「まあまあ。そうは言ってもしばらくバタバタして会えないんだし、ちょっとぐらい良いんじゃないかな?」
謙太が美和をなだめる
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