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「チャンス?」
歌菜は呟いた
「そうだよ。歌菜ちゃんは僕たちと同じ世界しか見てないでしょ?僕たちに頼ってた部分もきっとあると思う。でもこれからはそうもいかないよ。誰かに頼らないで自分たちの道を開拓していくのが僕たち『Spark』じゃないか。最初にSparkってつけたのも、電撃のように痺れる閃きのあるダンスって意味でつけたんだからさ。だから…ね?これ以上言わなくても分かるでしょ?」
歌菜は素直にうなずいた
こういう時になだめるのは謙太の方が、実の姉である美和より格段にうまい。
美和は黙っているしかなかった
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