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「もう！なんなのよ！良いところだったのに！」
「いつまでもそうやって甘えて…。そういうのから一回離れるのが大事なんだって謙太も言ってるでしょ！」
「今は別に良いって謙ちゃんも言ってるもん！」
「いい加減にしないと電車来ちゃうのよ！今日は色々しなくちゃいけないの！」
ああ…
せっかく桜がキレイなのに…
桜に集中できないよ…
と思いながら謙太は黙っていた
マイペースな自分にこの二人の間に入れるとは思わない
いつも自分に火の粉がかからないようにする、謙太だった
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