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眠れずに朝を迎えた
独りぼっちで虚しい毎日
何度も想い続けている
貴方に愛されることを望んで今日を生きる
繰り返しの罪でもいつか終わる罰でも
幸せになれはしない
分かっているから
私を沈ませないで お願い
貴方が何とも思ってないことずっと知っていた
でも信じたくて疑いを振り払っていた
だけどそれは無意味だった
私を満足させる言葉を言ってよ
今だけなら嘘を許すわ
涙も悲しみも我慢して
内側に溜め込んでいる
とてもじゃないその量の多さに
私の胸は破裂した
叶わぬなら良かった
手が届かなくて良かった
悪者になれたら
好きにならなければ
必要とされるのだろう
だけど私には無理だわ
貴方は私の傷を見たって
手当てしたり慰めてはくれない
自分のせいだって言わせないように
口止めさせて甘い夢を見せる
私が瞳を閉じていられるその夢をちらつかせて
自ら手を染めないようにうまく導いていく
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