生存者

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集会場に向かう。 すると動くものがないはずの風景に動くものを見つけた。 それは人であった。 急いでバイクのエンジンを止めライトを消した。 しかしエンジンを止める前にそれはこちらに気がついていた。 その人は僕に向かってゆっくりと走って来る。 「誰だ!?」 叫ぶのとほぼ同時に急いでエンジンをかける。 「********!!」 それは何かを叫びだした。 しかし聞き取れなかった。 その人は洗脳された人だと確信した。 僕はバイクを来た道の方へ向けた。 「********!!」 聞き取れたが日本語ではなかった。 僕はバイクを走らせた。 「ちょっとまって!!」 僕はブレーキをかけて止めた。 若い女の人の声だった。
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