不安は現実に

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僕はふと窓の外を見た 窓の外には見たこともない飛行機らしきものが飛んでいた それも1隻ではない 軽く1000はあるだろうか しかもそれは信じられないほど静かに飛行していた。まるで風のように。 この時僕の不安感は抑え切れなくなっていた… 気分は悪くなり、冷や汗が流れ落ち、手足は激しく震え、心臓は今までに体験したことがないほど速く脈打っていた。 体がやばいと叫んでいる… 逃げろと叫んでいる… そんな感じだった。 先生が僕の異変に気付いた。 「お前大丈夫か!?」 「先生…あれ…」 僕は外を指差した 「なんだありゃ……」 その声にみなが反応し窓の外を見た…
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