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夜。
その夜は静かなはずだった。
1人の少女を除いて…
??「………ふっ」
不気味な笑みとともに、怪しい光が10個出てきた。
??「さぁ…行ってらっしゃい」
朝
いつもと変わらぬ朝になるはずだった…
律「う、う~ん。よく寝た~」
今日も律が1番に起きた。
朝ご飯の準備もあるから、なるべく早く起きるようにしている。
しかし…
律「ん~。なんか体が軽いなぁ~」
澪「ん~。おはよう、あやね」
澪があやねにあいさつした。
ん?あやね?
律「何言ってんだよ、みちる」
澪「みちる?何言ってんの。私は澪だぞ。あやね」
律「はぁ?そっちこそ、何言ってんの!?あたしは律だぞ!!寝ぼけてんのか、みちる?」
澪「え?」
澪は慌てて鏡で自分を見た。
あやね「全く、何言ってんだ。私は澪……!?」
澪は目を疑った。
今のは…
澪「ひょっとして…私(澪)がみちるになっている!!」
律「はぁ?みちるはみちるだろ?」
澪「あやね…自分で鏡見ろ…」
律「もう、うるさいな…」
律もしぶしぶ、鏡を見た。
律「あたしの顔忘れたの?学園のアイドル、律……えぇー!!あたし、あやねになっている!!しかもよりによってチビペチャと!!」
澪「て事は…中身は…律?」
律「そうよ!!」
朝からパニック状態の澪と律。
澪はみちるになっていて、
律はあやねになっている。
澪「つまり、私がみちるになっていることは、みちるは私になっている…」
律「私はあやねだから、あやねは私になっている…」
2人は目を合わした。
律「ということは…」
澪「唯やムギも…」
2人は唯、ムギ、梓を見た。
律澪「やっぱり…」
いつもの場所にはすず、ちかげ、梅梅の姿が。
澪「ここにすずがいることは、唯はすずと」
律「ムギはちかげに、梓は梅梅と入れ替わった…」
唯「ん~…あっ、みちるちゃん、あやねちゃん。おはよう」
律「あぁ、おはよう…」
澪「おはよう…」
唯「あれ~?2人とも何でここにいるの?りっちゃんと澪ちゃんは?」
やっぱり。唯はすずと入れ替わった。
律「唯、鏡見ろ」
律は唯に鏡を渡した。
唯「?あれ?私、すずちゃんに?」
澪「あぁ。そうなんだよ。どうやら、入れ替わったらしい」
唯「…………えぇ!?私、すずちゃんになったの!?」
澪「まぁ、そういうこと…」
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