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紬(ちかげ)「きっと、そうですの」
律(あやね)「とにかく!!お姉さまの所に行くわよ!!」
あやね(律)「そうだな。早くこの体を替えてほしいしな~」
律(あやね)「何よ。あんた、この美少女あやね様の体がお気に入りじゃないの?」
あやね(律)「だって、足が短いし、背も小さい」
律(あやね)「なぁ!!何もそこまで言わなくてもいいでしょ!!このペチャ!!」
あやね(律)「なに~!!」
またまた律とあやねのケンカが始まった。
紬(ちかげ)「さっさと行くのですの」
みちる(澪)「あの2人のケンカはくだらない」
唯(すず)「行こ行こ」
海龍神社
唯(すず)「まち姉ぇ~」
まち「あら、唯たちじゃない。どうしたの?こんな朝早く」
ニヤニヤしながら、まちは言った。
唯(すず)「やっぱりまち姉ぇの仕業だったのね!!しかも証拠品も残ってるし!!」
まち「ふふっ。さすがすずね」
まちは全員を本堂の中に入れて説明を始めた。
まち「まぁ、半分は面白いかなと思ってやってみたの」
全員「やっぱりそうか!!」
まち「でも、もう半分にはちゃんとした理由があるから落ち着きなさい」
あやね(律)「これが落ち着いていられるか!?」
あやね(律)が反論すると、まちは藁人形と釘を出した。
プスッ(藁人形を刺す音)
あやね律「ぐぎゃあー!!!」
まち「だから、落ち着きなさいって」
律(あやね)「は…はい」
あやね(律)「なんで私まで?」
まち「もう半分の理由は、術の実験がしたかったからなの」
みちる(澪)「どんな術だ?」
まち「まぁ、3日もすれば自動的に元に戻れるし、害もない。今のうちに他人の体で楽しんだら?」
澪(みちる)「あの~…これって、ちゃんと戻れるんでしょうね?」
澪(みちる)が一番重要な質問をした。
まち「……………たぶん……」
唯(すず)「たぶんって!!大丈夫なの!?」
大声でまちに聞いた。
まち「……『桜の花びら散る度に~』」
全員「逃げるなー!!」
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