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結局、普段通りの生活を余儀なくされる。
すずの家
すずと入れ替わった唯は行人にこの事を伝えた。
すず(唯)「…というわけなの」
行人「…………」
すず(唯)「行人君?」
行人「う~ん。あんまり信じたくないが…」
行人幽霊など非科学的なことは信じないタイプ。なかなか信じてもらえない。
すず(唯)「お願いだよ~」
軽い涙を流しながら、訴える唯。
行人の心の声
「うう…いくら中身が唯でも、姿がすずだと…」
行人「分かったよ。すずが唯と入れ替わった!!これでいいんだろ?」
すず(唯)「うぉ~。分かったくれた~!!ありがとう~!!」
行人「で、唯は家事できるの?」
すず(唯)「へ?」
行人「いや…家事ぐらい、できるのかな~って…」
家事は普段から妹の憂ちゃんがしてくれてるから、唯は家事ができない。
すず(唯)「…できない」
笑顔で唯は答えた。
行人「僕はこの先、生きていけるのかな?」
行人は急に心配になってきた。
梅梅の家
梅梅(梓)「…という訳です」
こちらも、梅梅の相方、遠野さんに事情を伝えた。
遠野「うーむ。梅梅が梓と入れ替わったと…」
梅梅(梓)「そうです」
遠野「まぁ、梅梅と入れ替わっても、別に害は無いんだろ?」
梅梅(梓)「あ…はい」
遠野「中身が違っても、梓は梅梅と同じくらい純粋な子だと思うから、よろしくな」
梅梅(梓)「遠野さん…こちらこそよろしくお願いします!!」
ちかげの家
ぱな子さん「じゃあ、ちかげさんと紬さんが…」
ちかげ(紬)「はい。入れ替わってしまいました」
ぱな子さん「ぱな~」
ちかげ(紬)「あっ!でも、心配しないでください!3日後ぐらいには元に戻れるので」
ぱな子さん「そうですか」
ちかげ(紬)「それに、洋菓子などの作り方なども教えますから♪」
ぱな子さん「本当ですか♪それなら大歓迎です♪」
オババの家
みちる(澪)「ということです」
オババ「なるほど。まちの術で」
澪(みちる)「オババ様は違和感感じないですか?私と澪さんが入れ替わって」
オババ「まぁ、別に大したことじゃないから問題ない」
さすがベテラン。言うことが違う。
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