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オババ「じゃがの~…」
澪(みちる)「?」
オババ「澪がみちるみたいに怠けてる姿を見ると悲しくなるの~」
みちる(澪)「ぷっ」
澪(みちる)「なぁ!!何ですって!!」
オババ「ならば、想像してみるがよい。普段真面目な澪が、怠けてる姿を…」
澪とみちるは想像してみた…
澪(みちる)「あぁ~。暑い~。やっぱり、家でゴロゴロしてるのが一番の幸せ♪」
みちる(澪)「考えたくない」
澪(みちる)「ちょっ、澪ちゃん」
澪は青ざめた。
オババ「まぁ、澪のためにも、しっかりと頑張ることだな」
澪(みちる)「く~」
日も暮れて、すっかり夜となった。
ムンバーの家
すず(唯)「はぁ…なんか心配になってきたよ~」
あやね(律)「あたしもだ…」
みちる(澪)「先が恐ろしい…」
まだ入れ替わって1日目なのに、3人はぐったりとしている。
梅梅(梓)「そんなに大変ですか?」
梓が質問してきた。
すず(唯)「だって~…行人君、なかなか信じてもらえないから、説明するのに時間かかったんだよ~」
あやね(律)「あたしなんか、よりによってチビペチャとだぜ~」
みちる(澪)「あたしはまだいいけど、みちるさんが…」
すずあやねみちる(唯律澪)
「ハァ~」
梅梅(梓)「はぁ………」
3人を見て、ただ呆然とする梓。
しかし、梅梅と入れ替わった梓とちかげと入れ替わった紬は疲れた様子ではない。
みちる(澪)「梓とムギは、大丈夫そうだな」
ちかげ(紬)「えぇ。私はぱな子さんと一緒に料理したり、読書をしてました」
すず(唯)「へ~。あずにゃんは?」
梅梅(梓)「私は遠野さんと一緒にきゅうり畑で農作業をしました」
すず(唯)「お~。なんと平和な」
梅梅(梓)「平和って…」
みちる(澪)「今日はもう寝るか」
あやね(律)「そだな。今日は疲れたし」
すず(唯)「賛成ー!!」
こうして、メンバーは早くも眠りについた。
次の日
からあげ「コケーーーー!!」
藍蘭島にからあげさんの鳴き声が響く。
藍蘭島に朝がきた。
すず(唯)「ん?朝?…あっ!あたし!」
唯は鏡で自分を見た。
もしかしたら、元に戻ってるかもしれない。
しかし…
すず(唯)「戻ってないや……」
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