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澪(みちる)「オババ様~…」
気の抜けた声で、澪と入れ替わったみちるがオババを呼ぶ。
オババ「ん?おぉ、そうか。もう行くのか」
みちる(澪)「長老さん。みちるさん…どこかお出掛けにも?」
オババ「ふむ。南の森の薬草を採りに行かせるのじゃが…澪、おぬしも行ってみるか?」
みちる(澪)「え?私もですか?」
オババ「みちるがサボらないように着いて行ってくれ」
澪(みちる)「サボりませんよ」
みちるの心の声
「ちっ。せっかくサボれるチャンスだったのに…」
オババ「何じゃ?」
オババが鋭い目線を澪(みちる)に向ける。
澪(みちる)「いっ、いえ…何でもございません!!」
澪とみちるはしぶしぶ(?)薬草を採りに出掛けた。
途中でこんな会話も…
澪(みちる)「澪ちゃんは…行人君をどう思う?」
みちる(澪)「どうって…優しい子だな~としか」
澪(みちる)「そう…」
みちる(澪)「何で、そんな事を?」
澪(みちる)「えっ!?あ…いや…何となく…」
みちる(澪)「何となく?」
澪(みちる)「そう…澪ちゃんは…行人君を…」
みちる(澪)「ひょっとして…みちるさん…行人君を好きに…」
澪(みちる)「えっ!?何で分かったのですか!?」
澪の心の声
「いや…流れてきに…」
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