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律(あやね)「ちょっと!!逃げるなー!!」
村
あやね(律)は、ダッシュで村まで来た。
律の心の声
「私のことを散々バカにした恨み。晴らさしてもらうわ!!」
あやね(律)「ん~。でも、誰に言おうかな~」
しのぶ「おや。あやね殿ではないか」
あやね(律)「へ?」
声がした方向に振り向くと、しのぶがいた。
あやね(律)「あやねって…あたしのこと?」
しのぶ「いや、そなたの他にあやね殿がいないでござるよ」
しのぶの言葉で思い出した。
律の心の声
「そうだった。今のあたしはあやねなんだ。危ない危ない。次からは気をつけよう。えっと、いつものあやねは…」
あやね(律)「やっほー!!しのぶー!!今日も元気ー?」
しのぶ「えっ!?…まぁ、元気でござるよ…」
びふてき「もー…」
いつものテンションとは違うあやねに戸惑う(というより、ドン引き)しのぶ。
あやね(律)「いや~。今日もいい天気だねー!?フォー!!」
しのぶ「そ…そうでござるな…」
あやね(律)「ねぇ、聞いて~♪私ったら、●キロまた太っちゃった~」
しのぶ「はぁ?」
ドドドド(ダッシュの音)
律(あやね)「あたしは太ってなんかなぁーい!!」
顔面を律(あやね)は思いっ切り蹴った!!
あやね(律)「ぐふぅ!!」
しのぶ「なぁっ!!あやね殿が律殿に」
律(あやね)「いたた…何もそこまで怒らなくていいじゃない?」
あやね(律)「うっさい!!」
律(あやね)「それより、いいの~?」
あやねが不気味な笑みで、律に言った。
あやね(律)「なっ…何だよ?」
律(あやね)「あんたの体は今は私の物なのよ。傷ついた分、元に戻ったらどんな顔になるか…」
あやね(律)「はっ!!しまった!!」
律は急に恐ろしくなった。
律の心の声
「くそ~。一番大事なことを忘れてた」
律(あやね)「おーほっほっほ。さすがのあんたも、これじゃあ暴力はできないわよね?」
勝利に満ちた笑みで、じっとあやね(律)をみる律(あやね)
あやね(律)「くそ~。ならば、これだ!!」
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