入れ替わり!!

11/13
前へ
/103ページ
次へ
律(あやね)「ちょっと!!逃げるなー!!」 村 あやね(律)は、ダッシュで村まで来た。 律の心の声 「私のことを散々バカにした恨み。晴らさしてもらうわ!!」 あやね(律)「ん~。でも、誰に言おうかな~」 しのぶ「おや。あやね殿ではないか」 あやね(律)「へ?」 声がした方向に振り向くと、しのぶがいた。 あやね(律)「あやねって…あたしのこと?」 しのぶ「いや、そなたの他にあやね殿がいないでござるよ」 しのぶの言葉で思い出した。 律の心の声 「そうだった。今のあたしはあやねなんだ。危ない危ない。次からは気をつけよう。えっと、いつものあやねは…」 あやね(律)「やっほー!!しのぶー!!今日も元気ー?」 しのぶ「えっ!?…まぁ、元気でござるよ…」 びふてき「もー…」 いつものテンションとは違うあやねに戸惑う(というより、ドン引き)しのぶ。 あやね(律)「いや~。今日もいい天気だねー!?フォー!!」 しのぶ「そ…そうでござるな…」 あやね(律)「ねぇ、聞いて~♪私ったら、●キロまた太っちゃった~」 しのぶ「はぁ?」 ドドドド(ダッシュの音) 律(あやね)「あたしは太ってなんかなぁーい!!」 顔面を律(あやね)は思いっ切り蹴った!! あやね(律)「ぐふぅ!!」 しのぶ「なぁっ!!あやね殿が律殿に」 律(あやね)「いたた…何もそこまで怒らなくていいじゃない?」 あやね(律)「うっさい!!」 律(あやね)「それより、いいの~?」 あやねが不気味な笑みで、律に言った。 あやね(律)「なっ…何だよ?」 律(あやね)「あんたの体は今は私の物なのよ。傷ついた分、元に戻ったらどんな顔になるか…」 あやね(律)「はっ!!しまった!!」 律は急に恐ろしくなった。 律の心の声 「くそ~。一番大事なことを忘れてた」 律(あやね)「おーほっほっほ。さすがのあんたも、これじゃあ暴力はできないわよね?」 勝利に満ちた笑みで、じっとあやね(律)をみる律(あやね) あやね(律)「くそ~。ならば、これだ!!」
/103ページ

最初のコメントを投稿しよう!

68人が本棚に入れています
本棚に追加