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メンバーの家
今日は唯はアコギの練習をずっとするそうだ。
他のメンバ-は用があるから遅くなるらしい。
暇つぶしにすずが遊びに来た。
縁側で、唯は練習してた。
すず「唯ちゃん」
唯「あっ!すずにゃん!」
すず「今日は1人で練習?」
唯「うん。他のみんなは用があって。だから、今日は1人で練習なんだ」
すず「へー。そうなんだ」
唯「でも、難しいんだよね~。コブクロの曲って」
すず「何の曲を弾いてるの?」
唯「ええ~と…『STAY』『桜』『WHITE DAYS』『アンブレラ』とかだよ」
すず「へー(棒読み)」
もちろん、すずはコブクロの事を全く知らない。
この前、梓が何曲か演奏したが…
すず「ねぇ。何か弾いてみてよ!!」
唯「えぇ?でも、あんまり上手には弾けないよ~」
唯が遠慮する。
すず「らいぶで演奏するんでしょ?だったら、いいじゃん♪」
唯「うむむ…なら…『赤い糸』でもしようかな」
すず「やった♪」
唯はさっそく『赤い糸』を弾いた。
唯「『心の通わぬ やりとりばかり これ以上繰り返すよりも あなたの心が 答え出すまで このまま二人 会わないほうが…』」
唯はその後も
・轍
・蕾
・風
・虹
を演奏した。
すず「すごいよ唯ちゃん!!」
拍手をするすずを見て、唯は嬉しかった。
唯「ありがとう」
すず「あこぎぎたあって、初めてなんでしょ?」
唯「え?う、うん」
すず「うまいよ!!すごい上手!!」
すずの目は輝いていた。
すず「ねぇ…よかったら…」
唯「うん?」
すず「あたしにも…ぎたあ教えてくれないかな?」
少々恥ずかしながら、唯に頼んだ。
唯「え?あたしが教えるの?」
すず「うん!!」
唯「う~ん…」
唯はしばらく考え込んだ。
15分後
唯「よしっ!!いいでしょう!!」
ようやく、唯が判断した。
すず「本当!?」
唯「そだよ」
すず「やったー!!」
子供のようにはしゃぐすず。
すず「頑張るぞー!!」
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