唄って

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唯「『心の瞼が閉じれずに あなたを感じてる 屋上の寂れたベンチに 靴箱のサンダルに』」 唯すず「『いつか 生まれ変わり別々の 命を歩む時 通り過ぎる見知らぬ影が 私だとしても 声はかけないで また恋してしまうから…』」 その後も何十曲も歌い、気づけば夕方になっていた。 唯「あ。もう夕方だ」 すず「あっ。本当だ」 つい夢中になってて、時間が経つのを忘れた。 すず「今日はごめんね。唯ちゃんの練習なのに…」 唯「大丈夫だよ。あたしだって面白かったし」 すず「えへへ…」 唯「アハハハ…」 2人は一緒に笑うと、顔を見つめた。 唯すず「…ありがとう」
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