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子分「紬さんでやんすか。こちらこそお願いするでやんす」
お互いに挨拶をした。
デン「何、仲良く挨拶してるんや!!」
子分「あぁ。すんません」
デン「ええか!!紬!!俺たちは荒れくれ軍団こと、かみかみ軍団や!!」
子分「っても、2人だけでやんすけどね」
デン「泣く子も黙るかみかみ軍団の長、白狼のデンや!!」
子分「本当は小麦粉で白くしてるんでやんす」
紬「はぁ…そうですか…」
デン「なあ~。いいからその食い物くれよ~」
紬「嫌です」
紬はキッパリと断った。
デン「この野郎~!!こうなったら力ずくで取るで~!!」
紬「うふふ」
デン「うっ!!」
デンは攻撃するのを止めた。
紬は笑顔だったが、いかにも恐ろしいオーラを出している。
デン「ちっ。行くで!!」
デン達は怖じ気づいて逃げて行った。
紬「ん~?何で逃げたのかしら?」
自分では分からないのか。
逃げた理由が分からなかった。
紬「さてと、行きますか」
気を取り直して、出発した。
30分後
未だに桜のある所へたどり着けない。
それどころか、本当に桜があるかどうか分からないような岩場に来た。
紬「おかしいわね。地図を見よう」
地図を取り出そう、ポケットに手を入れたが…
紬「あれ?ない?」
地図がない。おかしい。
紬「あれ?あれ?」
ポケットをよく探したが、ない。
紬「どうしよう。地図をなくした…」
地図はあれ一枚しかない。
紬「…帰ろう」
仕方なく、帰ることにした。
5分後
紬「あれ?来た時、この道通ったかしら?」
どこかで道を間違えてしまった。
紬「どうしょう…何だか天気も悪くなってきたし…」
空を見ると、雨雲らしい雲が覆っている。
どうやら大雨が降るかもしれない。
紬「急いで戻ろう!!」
自分に言い聞かせるように言った。
その頃
メンバーの家
律「ムギの奴…まだ帰って来ねぇな…」
梓「もうすぐ、夜になるのに遅いですね」
澪は靴をはいて、出かけようとした。
唯「澪ちゃん?」
澪「ちょっと、すずの家に行ってくる。もしかしたら、すずの家にいるかもしれないからな」
律「分かったぜ~」
澪は急いですずの家に向かった。
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