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「ここね……」
ミルキ村から通じるガルーダ街の街ギルド。その前にガンランスを担いだ少女が辿りついた。その顔だちはとても美しく、ガンランスとミスマッチしているといってよいだろう。
「ここがあの有名ギルド【ガルーダ】かぁ！」
心なしか少し緊張している少女はゆっくりと扉を開けた。
ギィ………
「ようこそ！
……あら女の子じゃないの。もしかしてハンター志望なの？」
少女を出迎えたのは制服をきた受付嬢だった。ガンランスからハンター志望だと判断したらしい。
さらに中のハンターたちは突然の美少女の訪問に固まっている。現在このギルドには受付嬢以外の女性はいない。
しかし少女は質問の内容をスルーして目を輝かせた。
「わぁー！受付嬢のアリスさんだぁ…会いたかったんです！」
そういって受付嬢の手を握りしめ上下激しく振る。
「ははは………ありがとう」
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