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「へぇ~……ミランちゃんはすごいわねぇ…絶対傭兵ハンターになったほうが儲かるのに」
「私、幼い頃にモンスターに襲われて両親を亡くしてるんです。ですから少しでも私みたいな人を減らしたくて……」
「そうだったの……嫌なこと思い出させちゃったわね」
「いいんです。ずっとまえのことですから」
そう笑って答える謎の美少女、ミランの強さにアリス感心しながら笑顔を向けた。
「じゃあミランちゃんハンター登録しましょう!ついてらっしゃい」
ミランは再び顔を輝かせてアリスのもとに駆けていった。
ミランが着いた先はカウンターだった。内側に入ったアリスは一枚の紙を取り出した。
「あのこれは……」
「これは登録用紙よ。これに記入したらあなたもハンターの仲間入りよ」
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