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居酒屋での一次会を終えて、二次会はお決まりのカラオケ。
飲むのを控えていた俺は、リクエストされるままに、歌った。
しばらくして、麻美が歌って欲しいといった曲を入れた。
ずっとすきだっんだぜ…相変わらず綺麗だな…。
曲が終わると、哲也「なおったら、嫌。私がいるのにぃ」とおしぼりを噛んだ。
「ばぁーか。お前の歌だろ。」と哲也に抱きつく。
「おぇ~」
2人で吐く真似をしたから、みんながうけていた。
麻美の視線とぶつかり、笑顔を返したが無視された。
俺、下手だったかな?
それからも、めげずに盛り上がりそうな曲を歌った!!みんなが、楽しめるように。
二時間は、あっという間でカラオケをでた。
時間は、12時になるところ、明日は、新年初出勤だから、帰ろう。
「わりぃ。俺帰るわ。明日から、仕事だしな」
「えー」一斉にブーイング!!
哲也「嫁さん迎えに来る?」
「いや。来ないだろ。あいつもどうせ、飲んでるよ。」
麻美「なお」と腕に絡み付いた…。
「ん?」
麻美「なおと話したいの。私の話聞いてよ。」
はぁ?
って思えば良かったのに、離婚した麻美が可哀想になり、「俺で良ければ」って答えてた。
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