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そんなこんなしながら、次の店に着いた。
哲也の高校の後輩の店。
佳世や、さっきの恭介と同じ年のマスターだ。
こう考えたら、世の中狭いよな。
「さっき恭介にあったわ。」
マスター「そうですか。佳世さんは、相変わらず恭介の店行ってるんだ。」
「相変わらずな。」
マスター「恭介なら、心配ないですもんね。」
「確かに」と笑った。
あんないい男が、佳世に興味を抱く訳がない。
美弥が言うように、女を選ぶだろう。
麻美「なお、人の話聞いてよぉ。」
「悪かったな。何?」
麻美「私、離婚したの。愚痴聞いてよぉ。」
カウンターにいて、マスターと話していたまま、隣に座った麻美の話を聞いた。みんなはボックス席。
いいんだろうか?
そう思いながら、麻美の話を聞いた。
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