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カルフールサイド
何故か俺はこの少年を抱きしめていた。
きっとあいつとあの人に似ているからだ。
だけどこいつの父親はここの当主のはず...
「お前の名前は?」
しばらくして少年は口を開いた。
「ランド.ラ.ファントム」
ランドか、あいつとあの人の子供。
でも、いくら捜しても捜せれなかったのに何故?
現当主も知らないといってたし
「カルフールさん、黙りこんでどうしたんだ?」
あ!自分の世界に入り込んでいた。
「済まない。ここから出たいか?」
少年は即答で
「当たり前だ。」
しゃべり方はあいつだな。
「じゃあ、枷を外そう。
我願う。そなたを拘束するものを外せ。枷解放」
すると枷が光り出しカチッといい外れた。
「よし、掴まれ。」
ランドは言われるがまま捕まった。
「転移」
すると二人を包む様に光り出し二人は消えた。
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