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それから10年がたった。
ランドは今15歳になっておりラフォーレとロッドの指導と元々の才能で裁決者一&世界最強の実力になっていた。
しかし、年齢を重ねる事に人嫌いになっていくランドを心配して、二人の親によりある計画が進められようとしていた。
そんな事を知らないランドはいつものように修行をしていた。
「はっ「ランド、少し話がある。」
とロッドに呼ばれ家の中に入った。
壁は白く、壁には海の絵が飾られており、角には観葉植物がおいてある。
その部屋の白いソファーに座っており横にはカルフールもいる。
ランドが座るとロッドがいきなり口を開き
「ランド、王立ランドマーク学園に行きなさい」
は!!何言ってるんだ?
「学ぶ必要ないだろ?
全ての魔法が使えるんだから」
ロッドは不敵に笑い、カルフールは申し訳なさそうな顔をして
「協会長からの決定事項だ。」
その一言でランドには成す統べなく
「...っわかりました。
それで何時から行くんですか?」
ロッドは満面の笑みで
「明日だ。」
続いてカルフールが「お前の荷物全部さっき送ったから、せいぜい楽しんで来い。」
この学園で俺の闇へ進むだけの未来を光りで照らしてくれる人達に会うなんて思いもしなかった。
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