プロローグ

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「しおー、ノート見せてくれ~」 「先生来たらさっ、俺は逃げましたって言っといて!!頼んだぞ~っ!!」 「じゃっ、明日の朝も起こしてくれな♪じゃーな~!」 NOとは言えない私。 だからこそ続く、 幼なじみ兼パシリ。 「はい、ノート。早く写してよね?」 「え、ちょ、逃げましたって言っていいの!?ちょっとー!!」 「……ま…また明日………」 これが私の日常。 いつものやり取り。 慣れとは、恐ろしいものだ。 .
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