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──春と夏の間の微妙な季節。
私、成瀬栞は
ぴっかぴかの高校1年生!
電車で15分の高校へ
通っています。
この時期は微妙な時期で
高校に少し慣れ始めた頃だ。
クラスにグループができ、
それぞれで盛り上がる頃。
───よし、準備万端!
「おはよぉ~~」
あたしはいつも通り
支度をして階段を降り、
リビングへ行く。
「おはよう、栞。ご飯食べなさい」
いつも通りご飯を食べ、
いつも通りテレビの占いを見る。
「………7位」
微妙すぎてリアクションに困る。
それからあたしは
鏡で髪のチェックをして
リップクリームを塗って
いつもの時間に家を出た。
「行ってきまーす!」
.
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