あたしの日課

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家を出たあたしは いつも通り、隣の家へ。 そしてピンポンを押す。 「おはよう、栞ちゃん!いつも悪いわねぇ」 隣のお家のおばさんだ。 「いえいえ!もう慣れましたから」 そう会話して、中へ入る。 入って左にある階段を上り、 一番奥の部屋に入る。 ノックは意味がないからしない。 あ、誤解しないで頂きたい。 これは、決して 失礼なことではありません。 この部屋に関しては、の 話ですがね。 あたしの目的はベッドの中に 潜り込んでいるヤツ。 「翔ちゃーん、朝だよーっ」 ……応答なし。 もー… 朝から大声出すのって 結構きついんですけど。 でも仕方がない。 これがあたしの任務だから。 えーではですね、 大きく息を吸いましてー 口に手を添え、こう言います。 「翔ちゃあああん!!! 起きやがれええええっ!!!」 「ぅおおっ!!」 はい、今日も成功です。 ありがとう、ありがとう。 「翔ちゃん、遅刻するよー」 「おぅ……ねみぃ~…」 任務を終えたあたしは 部屋を出て廊下で待つ。 あー…喉痛い。 .
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