四粒

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「……ぁぁぁあああああ!…………あ?」 ふと気付けば、俺はまだ布団の中に居た。 窓の外では、小鳥が愉しげにさえずっている。 ……どうやら、夢だったらしい……。 アレか、これが俗に言う夢オチってやつか……。 少し、夢で見た藍坂の姿を脳内で整理してみる。 確か……裸ワイシャツだったはず……。 ……いい夢だったぜ~……。 「う~し……起きるか~……」 そんな独り言をぼやきながら、布団から這い出ようと、身体に力を込める……。 ん? アレ? ウッソ!ヤダわ!重いじゃないの! まさか正夢!?ヤベェ! 俺は勇んで、期待と動揺半々に布団を捲った! 「お早う」 「…………何だ、朋美か……」 布団越しに俺の上に乗っかっていたのは、残念ながら?藍坂ではなく、一応俺の彼女であった……。
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