5人が本棚に入れています
本棚に追加
そうお礼を言うと彼女は名前も告げずに去っていった
『なあ馨、あのこ・・・なんて名前か知ってるか?』
「いやー?あんなかわいい子初めて見たよ♪ま、まさか暁・・・お前そっちのけがあるんじゃ・・・」
『え、いや、そんなんじゃ・・・・・・って・・・ん?男が女を気にするのは普通じゃねえか!』
「ガハハハー!ばれたか!ん?でもおかしいぞ?お前女嫌いじゃなかったか?」
『あ・・・ああ、嫌いだぜ?お礼に飲み物でもおごらせようかと思ってな!名前ぐらい知っておかねーとと思ってよ・・・!』
「っま!そんな事だろうと思ったぜ!ここに居てせんこーに見つかってもうるせーし屋上行くか!」
『そうだな・・・』
や やばい
動揺しちまった
やっぱりこれは好きって感情なんだよな
名前ぐらいは知りたかったが
学校は嫌いだからあまり来たくはなかった
また・・・会えるよな
夕方頃まで馨と屋上でふけていた
何をすることもなくぼーっと過ごしていると馨から提案があった
「暁、この後なんだけどよ」
『おーどうした?』
「なーんか勝ち組だけクリスマスを楽しむってのも癪だしよ!今日は俺ら・・・男2人で楽しもうぜ☆」
『・・・だいぶ気持ち悪いがいいだろう。酒でも飲むか』
「ひっでー言い草!よし!買出しいこうぜ!」
俺らは一度帰宅して近所の公園に集合した
最初のコメントを投稿しよう!