2章

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そうお礼を言うと彼女は名前も告げずに去っていった 『なあ馨、あのこ・・・なんて名前か知ってるか?』 「いやー?あんなかわいい子初めて見たよ♪ま、まさか暁・・・お前そっちのけがあるんじゃ・・・」 『え、いや、そんなんじゃ・・・・・・って・・・ん?男が女を気にするのは普通じゃねえか!』 「ガハハハー!ばれたか!ん?でもおかしいぞ?お前女嫌いじゃなかったか?」 『あ・・・ああ、嫌いだぜ?お礼に飲み物でもおごらせようかと思ってな!名前ぐらい知っておかねーとと思ってよ・・・!』 「っま!そんな事だろうと思ったぜ!ここに居てせんこーに見つかってもうるせーし屋上行くか!」 『そうだな・・・』 や やばい 動揺しちまった やっぱりこれは好きって感情なんだよな 名前ぐらいは知りたかったが 学校は嫌いだからあまり来たくはなかった また・・・会えるよな 夕方頃まで馨と屋上でふけていた 何をすることもなくぼーっと過ごしていると馨から提案があった 「暁、この後なんだけどよ」 『おーどうした?』 「なーんか勝ち組だけクリスマスを楽しむってのも癪だしよ!今日は俺ら・・・男2人で楽しもうぜ☆」 『・・・だいぶ気持ち悪いがいいだろう。酒でも飲むか』 「ひっでー言い草!よし!買出しいこうぜ!」 俺らは一度帰宅して近所の公園に集合した
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