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目の前に同じ学校の制服を着た女が歩いていた
見た感じ…同学年のようだ
『なあ馨、あんなやつ俺らの学年にいたか?』
「はあ~?暁は本当に学校来てねえのな!ありゃお前のクラスの仁美ってやつだろ?」
『あ…?俺のクラス…?わりい、全然わかんねえ』
「あいつ陰薄いしな!ほらあれだよ、あれ!イ…インナー?」
『……インキャラか?』
「そうそう、それそれ(笑)」
『どう間違えるんだよ…』
本人に聞こえるぐらい大きな声で喋っている
それに気づいたのか
そいつは駆け足で学校へ向かっていった
徐々に学校が見えてきた
同学年がかなり集まっている
「ギリギリ間に合いそうだな!見つかるとうるせえからこの辺に自転車隠しておこうぜ」
『ああ』
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