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「今だ!!」
この瞬間を見逃さず、瞬時にオーバード・ブースト、OBを発動させる。
すると、カチャッと背中の部分が開き、甲高い音を響かせ全てのエネルギーをそこのブーストに溜める。
そして、次の瞬間
「ぐはっ!」
凄まじい重力と共に機体が加速する。
あまりの重力にクレイの顔が歪む。
加速した機体は砂埃の舞う中へブレードを出しながら突っ込む。
そして、敵機体のいるであろう場所を斬りつける。
「感触はあったが・・・」
クレイはオラクルのいた場所を確認する。
しかし、そこにはオラクルの右腕だけが落ちていた。
「やっぱりか・・・」
一方、オラクルはと言うと、いつのまにかこちらから距離をとっていた。
「これが本物レイヴンか・・・
今の私ではまだ及ばんか」
エヴァンジェは聞こえないように呟く。
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