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「今回は退かせてもらおう
だが、真のレイヴンは一人でいい!
この決着はいつかつけさせて貰うぞ!」
そう言い残し、エヴァンジェは機体を反転させ去っていく。
「ハァハァ・・・」
クレイはOBの衝撃で顔がまだ苦しそうだ。
「敵機は作戦エリアから去りました、作戦は成功です」
「分かった
これより帰還する・・・」
「体の調子はどう?」
心配そうにシャンティが聞いてくる。
「大丈夫・・・ではないかな」
「だから言ったじゃないOBの使用はなるべく控えなさいって」
ラグナルにはOBが搭載されている。
だが、クレイの体ではその衝撃は厳しいものだ。
だから、いつもはOBの使用は控えている。
「仕方ないだろ
出し惜しみをして勝てる敵じゃなかったんだから」
「まぁ確かに今回の敵はなかなか強かったわ
今後はあなたの壁として立ちはだかるかも知れないわね」
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